職人さん不足と今後の課題
世界の皆さまこんにちは、ファインライフ・カンパニー株式会社の井上 貴博です
本日は、先日訪問した海外での技能者採用と教育などのご報告をさせて頂きます。
日本の住宅などの建築の担い手(技術者・職人)が2018年現在に比べ、10年後には約半分近くに
そして20年後には現在の三分の一近くまで減少してしまう事が予測されています。
日本では、2008年より人口減少社会に突入したと言われています。
昨今の労働者不足に関しては、建設業だけではなく飲食などの全産業で働き手の減少が言われています。
https://toyokeizai.net/articles/-/218313
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それとは、逆に地球全体で見た場合、人口は年々増加している状況です。
お隣の国、台湾では介護に関係する職員の多くが東南アジア各国からの技能実習生を
採用しているに対して、日本では外国人に対しての嫌悪感や抵抗がまだまだ強く、実態としては
海外の方の採用がまだまだ進んでいない状況です。
私達、住宅建設会社はお客様の住まいづくりをお手伝いする役割があります
また住まいを建築させて頂いた先のメンテナンス・修繕 それこそが本当に意味での役割です
工務店にとって、永続的に会社が存在することが建築をされたお客様に対して
最も大切なことであると思っています。
すぐ近い未来である10年後そして20年後(住宅取得者の大半が35年の住宅ローンを組み住宅を取得されています)
【職人がいない為メンテナンスが出来ない】
【職人減少によりメンテナンス・建築価格が上昇した為、お客様に費用負担をお願いする】
などなど、この状況はほぼ確実に来る、日本の未来であるように思います。
上記の問題を出来る限り回避するため、私達は海外で技術者を育成し、技術を身につけた人材に
自社で勤務してもらい、永続的に職人の確保を自社で行える体制を整えています。
先日の技能検定の状況です
海外に技術教育施設を作り、日本人の職人が海外で技術教育を行い
男女問わず彼達が日本で技術を更に学ぶことで日本の人口減少未来を
助けてくれる存在へと成長してくれ、また彼達も自国の家族に稼いだお給料の仕送りや
家族を日本に呼び、共にこの国で生活するようになってもらいたいと思います。
ファインライフ・カンパニー株式会社がお客様にご提供している
煉瓦積みの家 では積極的に技能検定を海外で受けたスタッフを当社で正規採用し
自社の責任施工で一つ一つ丁寧に煉瓦を積み上げた建築を行わせて頂いております。
自社で建築し、しっかり自社で保証、メンテナンスする体制を
建築工事のあらゆる部分を責任をもって自社施工できる体制を目指しています。